2013/01/13

1/12作業

こんばんは、澤田です。遅くなりましたが今年最初の更新になります。

今回の作業では小屋づくりに加えて、「えひめAI」という微生物資材を作ってみました!
えひめAIとは乳酸菌、納豆菌、酵母菌からできる菌液のことで、手軽に作れる点とその非常に幅広い利用用途から全国的に広まっています。

日常利用では洗剤や生ごみの消臭剤、化粧水などとして使えるほか、農業での使い道としては以下のようなものがあります。
・堆肥の発酵:発酵促進効果のほかに、発酵過程の臭いも抑える効果があります。また、土壌に存在する菌が活性化するおかげで、ふかふかの良質な堆肥ができます。
・作物の生育促進:希釈したえひめAIを散布すると、菌の出す酵素が効くせいか作物が活性化されて生育が早くなり、収量も増えるようです。
・病気の予防:上の2つと関係しているせいかもしれませんが、えひめAIを散布した作物ではさまざまな病気の発生が抑えられるようです。
・畜産での利用:畜舎の臭い消しと堆肥づくりが同時にできるほか、サイレージに混ぜて利用することができます。
                                              (「現代農業」 農文協、2013年1月号)
この日は小屋にかけるビニールを買って、小屋の土台を固めた後にえひめAIづくりをしました。
今回作ったえひめAIの材料ですが、下の写真に写っているものを使いました。豆乳、納豆、キビ砂糖、ドライイースト、乳酸菌飲料ですね。

これらの材料を必要量バケツに入れ、10リットルに定容しました。下の写真は材料を入れているところです。

できたえひめAIは一部を持ち帰り、残りは今日ビニールをかけた別の物置に入れました。

今後の予定ですが、えひめAIが完成し次第これをボカシ肥づくりに使い、できたボカシとえひめAIを使って野菜を育てようかなと考えています!新しい作業を取り入れたほうが普通に育てるのよりも面白いですし、なによりこの作業を通すことで自分たちの野菜に対してよりいっそう愛着が持てるようになると思います。