2013/11/23

11月作業

澤田です、学祭やら卒論やらで気づけば更新が1ヶ月以上ぶり…

冬に入り、畑もだいぶすっきりしてきました。野菜も畑の半面に残っているくらいで、サトイモやハッショウマメの収穫も無事終了しました。


 
上の写真が収穫したハッショウマメ、3株程度からこの量が採れました。「八升」までとはいきませんでしたが、その由来は伊達じゃないですね。採れたマメは莢付きのまま陰干しし、振って中身がカラカラいうようになったら中身を取り出して瓶詰め保存します。
 
 
それにしても誘引していた合掌式の支柱が途中で折れたりしたのにもかかわらず、ここまで収穫できることに驚きました。それでも今思うと9、10月あたりに蔓を摘芯してあげた方が収量が上がったんじゃないかなという感じも…要は実が太り始める前に摘芯してあげれば、蔓を伸ばす養分が実を太らせるために使われるようになるのではないか、ということです。サツマイモでもイモの肥大が始まるころに軽く蔓を切り返した方が収量は高まるといいますし、ちょっと気になるところです。
 
 

2013/10/07

10/7作業

前回の続きとして、夏休み以降の変化を書きます。

まず、夏野菜はナスと金時草以外すべて撤去し、要望のあったハクサイ、チンゲンサイ、ダイコン、メキャベツ、ニンジン、ネギを植え付けました。ちなみにダイコンは聖護院ダイコンという京野菜を選んでいます。畑をあまり深くまで耕していないため一般的な長いダイコンでは根が土中の固い層にあたってしまうだろうと考え、カブのような形で短めの聖護院ダイコンにしました。

植え付け後の様子。根を切り取るネキリムシは雑草地帯によくいるということで、
対策として苗の株元にはアルミホイルをまいてあります。
今のところネキリの被害はありませんが、バッタやコナガがうろうろしています…
残ったナスは先月頃更新選定を行い、秋ナスとしてもう一度収穫を狙っています。もう一月ほど早く更新選定を行うのが普通なのですが、なんとか新芽も出て花もつけてくれました。今後の寒さに耐えてくれればあと2週間くらいで収穫できるようになるはずです。

剪定後のナス。切った枝にある葉のわきから新しい芽が伸びています。
予想外に伸びすぎてワサワサしている株もあるため、
少し切って風通しを良くしなければいけませんね。
畑の様子はこんな感じで、他に現在畑で栽培中の作物はハッショウマメとゴボウ、サトイモで、カボチャのあった場所には今週中にマルチを張ってコマツナを植え付ける予定です。
また、秋作は早めに終わらせて、残りの期間は土壌改良に充てようと思っています(継続的に行う土壌改良の最初の準備をする、という感じですが…)。今までずっと素人の学生に使われてきた畑ですし、今後後輩が困らないようこのあたりで1回やっておきます。

2013/09/20

8月中の作業報告

澤田です、久しぶりの更新になります。前回の投稿の後試験期間に入り、テスト明けの8月中は僕がほとんど大学に来れないこともあって、作業の代わりに透明マルチを使った土壌消毒を行っていたためブログの更新も止まっていました。
9月に入り秋作の準備がとりあえず済んだので、それまでのことを書いていきます。

まずテストが終わってすぐにキュウリ・トマト・ジャガイモ・マリ―ゴールド・ピーマンの畝を透明マルチで覆い、土壌消毒を行いました。畑のほかの部分にはナスやカボチャが植わっていたのですが、8月中はほとんど水やりに来れないためそのままでは萎れてしまいます。
そこで生えている雑草をわざと刈らずに残して地面を覆ってもらおうと考えていたのですが、8月下旬に久しぶりに様子を見に来たらいろいろと凄いことになっていました。雑草が元気に伸びて畑が草むらになっており、台風の影響か合掌式の支柱も折れて倒れていました。

枯れている作物は一つもなく、地面もちゃんと湿っていたため狙い通りではあるのですが…草むら化と支柱に関してはここまでになるとは思っていませんでした。
少し長くなりそうなのでそのあとの管理については次回に書くことにします。


2013/07/11

6/1~7/11作業

すみません、気づけば1ヶ月以上ぶりの更新となっていました。ちょっと更新を忘れるとズルズルいってしまいます・・・
前回の更新からなんとか野菜も育って、トウモロコシとキュウリが収穫期に入り、トマトとナスもそろそろ収穫できそうな感じになっています。

トウモロコシの写真がこちら。ぶっちゃけ細いです。
本葉が5枚くらいの時と雄穂(下の写真の先端にあるブワッとしたやつです)が見え始めた時、それと収穫1~2週間前の3回に分けて追肥をしたのですが、最初の追肥量をケチりすぎてしまいました。十分に肥料分が効いていたなら分げつがおこり、1株2~3本取りも狙えたはずなのですが・・・元肥に牛糞堆肥でも混ぜておけばよかったですね。
正直成功とは言いにくいですが、次につながる手ごたえは感じられました。来年はぜひハッショウマメとの混植をしてみてほしいものです。
収穫時期のトウモロコシ。
雄穂がところどころ切ってあるのはアワノメイガ対策です。
あいつらは雄穂から入り込んでトウモロコシの中を食い荒らすため
入り込まれる前に雄穂を切ってしまおう、というのが狙いです。

話は変わってトマトは1~2本仕立て、ナスは3本仕立てにしました。
ナスは開花がちらほら見えてきたので過リン酸石灰を、トマトも同様に過リン酸石灰を与えた後、果実がだいぶ大きくなってきたので株元に消石灰をまきました(このタイミングでの過リン酸石灰や消石灰のもつ意味は、「栄養週期理論」で調べてみて下さい)。


本来は夏に向けて収穫が忙しくなってくるのですが、今回は長尾君や僕が夏休みの間作業に参加できず定期的に作業を管理する人がいなくなるため、夏野菜は早めにたたんでしまおうかと思っています。秋からは1~2年生に野菜作りをやってもらうためどこかしらで土壌環境をリセットしておいた方が良いですし、夏休みの間は太陽熱による土壌消毒を行うことにします。

2013/06/01

6/1作業

こんばんは、澤田です。

今日の作業ではコマツナの収穫を終わらせ、堆肥まきと中耕を行いました。
作業内容で特に書くようなことはないのですが、面倒なお知らせが一つ。アリ・アブラムシ・テントウムシダマシに続いてジャガイモの株元に新しい害虫が現れました。

その正体は下の写真に写っているコイツ。カブラヤガ(ネキリムシ)というイモムシで、名前通り植物の根元を食い切ります。根元が切り倒されているジャガイモの周りを掘ってみたところ、案の定発掘されました。


キュウリやカボチャのウリハムシの数が少なくなってきたと思ったら、今度はジャガイモに新しいのが出てきたということで・・・次の作業でネキリムシ達にヤクルト攻撃をしましょうか。ガの幼虫なので乳酸菌に弱いはずです。

2013/05/27

5/27作業

こんばんは、澤田です。なんやかんやで忙しく久しぶりの更新になってしまいました、すいません。

前回更新の間にやった作業は、
・トマト、ナス、エダマメ、ピーマン植え付け、カボチャ補植
・カブ収穫(現在進行形)
・作物の株元や茎にアルミホイル装着(アルミホイルに反射する光でアブラムシなど一部の害虫を防ぐことができます)

こんな感じですが、今年は害虫がやたら多いように感じます。カボチャも早速ウリハムシにやられましたし、ジャガイモもアブラムシ&テントウムシダマシ&株元にできたアリの巣(害虫かは微妙なところですが)の被害を受けています。
去年や一昨年は害虫にこんな悩まされなかった気がするのですが・・・今年は何かあったのでしょうか?


さて、害虫駆除にアルミホイルやトンネルなどはつけましたが、明後日あたりから梅雨に入るため今度は過湿による病気が怖くなります。ということで今日の作業では微生物液を作って散布しました(ネタ元は今月の「現代農業」です)。雨の前にまいたのは、病気が広がる前に植物や土壌に予防をしておくためです。

微生物液に使ったのは納豆とヤクルト。詳しい説明は省きますが納豆菌はうどんこ病の予防になり、乳酸菌はガの幼虫の退治に使うことができます。また、これらの菌が分泌するアミノ酸や菌の死骸は土壌微生物の栄養となり、肥沃な土壌をつくる役に立ちます。


思わぬ害虫の大量発生に対し、いろいろな有機防除法を試せる良い経験になると考えるべきでしょうかね。近いうちに焼酎やトウガラシを使った防虫剤を作ってみる予定です。

2013/05/12

5/12作業

こんばんは、澤田です。風だったり雨だったりと最近の天気がイマイチ予想できません。変な天気が続かれると困るんですけどね・・・

今日の作業はバジルの種まきとコマツナ間引き、ジャガイモ追肥を行いました。
バジルはトマトやエダマメの両脇に虫を寄せ付けないバリケードになるよう播き、余った分はコマツナの空いたスペースやマリーゴールドの畝にばらまいておきました。

ジャガイモは蕾や花をつけてきたタイミングで追肥を行います。花が咲いてくるころに頃にイモの肥大が始まるため、その時に追肥を行うことで理論上立派なイモができるのではないか、ということです。
肥料には草木灰をまこうと思っていたのですが、在庫を勘違いして草木灰を用意していなかったという痛恨のミス・・・仕方ないのでカリ多めの肥料をまいておきました。結局試しの1株にしか追肥をしなかったので、後日草木灰を用意しておきます。

ジャガイモの花。昔は食用ではなく花の観賞用として栽培されていたようです。
 

2013/05/06

5/6作業+秋作のお知らせ

こんにちは、最近石巻やら三島やらをフラフラしている澤田です。
僕のいない間に作業に来てくれた、長尾君をはじめとした方々ありがとうございました!今後は皆さんにもアクティブに動いてもらえそうです。

さて、今日は誰も畑にいなかったので軽い水やりと作物観察だけで終わらせておきました。一人でのんびり作物を観察するのもたまには良いものですね。
久しぶりに畑を見てみたらカボチャやホウレンソウの本葉が生え、カブの胚軸が肥大し始めていました。


 カブの食用とする部分は胚軸という、簡単に言うと将来茎になる部位です。根は肥大部の下にあり、茎の基である胚軸部分に側根は生えていません。今度スーパーで見てみて下さい。



根元の白い部分が胚軸です。日光に当たると
葉緑素が作られて緑化してしまうため、
近いうちに土寄せをする必要があります。


























 ―お知らせ―
以前の勉強会でもお話ししましたが、秋作についてのお知らせです。

今回の春作は長尾君と中崎君と僕が作物を管理していますが、秋からは皆さんで好きな作物を栽培し、その管理も責任もってやっていただきます。もちろん僕もほぼ毎日畑に顔を出しますし、いないときも畑の様子をメールしていただければ何かしらアドバイスを送ります。

人に言われたことをただやるよりも自分で考え、責任を持って作業をした方が実力も自信も付くと思ったのもあり、今回試験的にやってみることにしました。

とまあ無駄な前置きはこのくらいにして、簡単な手順を以下に書きます。
①2~4人でグループを作り、栽培する作物とグループのリーダーを決めていただきます。
②グループのメンバーで栽培計画書(どのタイミングでどのような操作をするか、害虫や病気の予防はどうするか等を書いたもの)を作っていただきます。なお、作成例やテンプレなどはこちらで用意しています。
③作成した栽培計画書を僕に送って、チェックさせてください。まずそうなところは訂正します。
④計画書ができたら実際に栽培を始めます。他のグループとも栽培方法を教えあったり、作業を手伝ってあげたりしてください。また、1グループに割り振られる畑は1/2畝くらいで、場所はこちらで割り振ります。
⑤収穫できた作物はグループで分け合っていただいて結構ですが、他の人や飲み会の分にも分けてあげてくださいね。
⑥栽培後は反省点を各グループで考えて、実習や家庭菜園、来年の作業ににその知識と経験を還元してください。

流れは大体こんな感じです。
正直サオリから一月でこんなに予定が変わるとは思っていませんでした。革新的な姿勢というか行き当たりばったりというか・・・(笑)

5/5作業

こんばんは。5/5日はこどもの日ですね。「おとなの日」って何だか卑猥ですね。
どうもモラトリアム真っ盛りのngoです。

今日はかおるちゃんと長尾で作業を行いました。
作業内容はイチゴに付いたアブラムシを駆除するため、霧吹きでイチゴに牛乳を噴霧しました。

アブラムシをはじめ、虫は主に腹の側部に空いた気門(spiracle)から空気を取り入れ呼吸を行っています。
つまりこの穴を塞ぐことでアブラムシを窒息死させることができます。
しかしアブラムシは撥水性のエステルを分泌することで、水滴と体表面の接着面積を著しく減らしています。ちなみに水滴との接触率は4%ほどだそうです。

このような高度な撥水を「超撥水」といいます。(定義は省きます)

つまりアブラムシは超撥水性を持つため、水をかけてもへっちゃらです。

そこで牛乳です。
牛乳は脂肪分を含むため、分泌されたエステルにはじかれずに気門を塞ぐことができます。


と、そんなこんなで霧吹きで牛乳をかけたところ牛乳が大量に余ります。
余ることを見越してフルーチェを買ってきたので、農ゼミ室でかおるちゃんと食べました。
めでたしめでたし。
アブラムシにかけられたり、フルーチェにされたりと忙しい牛乳でした

2013/05/03

5/2作業

こんばんは。ngoです。
今日の記事はまじめです。


今日、自分は八升豆の件で藤井先生の研究室に寄ったため、少し遅れて畑に行きました。
いざ行ってみると畑に1年生の姿はなく、澤ちゃん先輩と中崎が黙々と作業をしていました。
ここのところ沢山の人が畑に来てくれるものの、今年の3月までは主に3人か4人で畑をやっていたので何だか懐かしく思いました。

しかし少人数では毎日作業を行うのは難しいし、意見も偏りがちになると思うので大人数でワイワイと意見を交換しつつ作業していきたいです。
そうすることでやさい塾の畑がみんなの意見交換の場になって、植物や土壌、作物栽培についてみんなで理解を深められるんじゃないかなぁ、なんて思います。

新入生は何か疑問に思ったことがあったら何でも聞いてみてください。
上級生が知っていることを教えられるかもしれません。まぁ自分なんか分からないことばっかりなんですけどね。


と、自分の勝手な考えはここまでです。

今日の作業は、サトイモの植え付け、八升豆の播種、支柱立てです。

八升豆ですが、以前発芽させようとしていたポットは全滅しました! 失敗です。
八升豆について別の記事に書くので詳しくはそちらでお願いします。

といった訳で、新たに八升豆の播種をし、支柱を立て、ネットを張りました。
加えて作業小屋横の畝にも八升豆を撒きました。
「合掌造り」という形です
支柱の数が足りないので買ってこないといけません。折れている支柱も捨ててかないといけませんな。

それとジャガイモが食害をうけていました。葉の裏にはアブラムシがついていました。

このアブラムシは「ワタアブラアムシ」といいカメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ科アブラムシ亜科に属します。
まだ数が少なかったので、シャワーの水流で流しておきました。
アブラムシは牛乳をかけることで駆除できるみたいなので食害が進む前に試してみたいです。

今日は長い記事になりました。
GWも後半に入りますが、作業に来れる方はお願いします! 作業小屋横の畝にも忘れずに水やりをお願いします。

2013/04/30

4/30作業

こんばんは、ブログ閲覧者の多さにビビるngoです。
新入生の親御さんが見ているということで迂闊なことは書けませんな。
まぁ危ないことはしてないのでたぶん大丈夫です、はい。

今日も沢山の一年生と上級生に参加してもらえました!
作業内容はコマツナの間引き、トウモロコシのべたがけシート外し、ゴボウの畝の雑草抜きを行いました。
明日からナス、トマト、キュウリの土作りが始まるので頑張ります。


作物の様子としては、イチゴが実り始めています。
今年はランナーの収穫を目標にしていたので、期待していなかったのですがこれは楽しみですね。
しっかりとイチゴの形になっています。
あとはカブの成長も進んでいます。
植物は栄養を欲する段階がいくつかあるので、作物ごとに成長段階を見ながら適切なタイミングで追肥をすることが大切です。
個体ごとに大きさがかなり異なります 
カブはあと一か月と少しで収穫を迎えられると思います。新入生との収穫が楽しみです。

話は変わって、明日の昼休みに勉強会を行います。
場所はいつも通り本館22-Bです。内容は「主要な栄養分のはたらきについて」です。
積極的なご参加をお待ちしております。

2013/04/27

4/27作業

こんにちは、学校に住んでるngoです。
帰宅しなければ遅刻もしないんですよねこれ。

今日は澤田先輩が東北に行っているため、長尾が作業の指揮を取らせてもらいました。
参加した人は、生生の馨ちゃん、合志くん、町田くん、環資の櫻井さん。
作業はトマトとナスの畝作り、雑草刈りを行いました。


笑顔のまま力一杯に鍬を振り下ろす合志、周りに気を配る馨ちゃん、財布をなくしたと言いつつ実は持ってた町田っち、サクサク草を刈る櫻井さん・・・
新入生たちのキャラクターが少しずつ見え始めてきました。



あ、自分はひたすら水を撒いてました。次からはしっかり草刈ります(  ´・ω・)(  ´・ω)(  ´・ω・)(  ´・ω)サーセン!


作物たちの様子ですが、トウモロコシとホウレンソウとコマツナが芽を出していました。
それとカブの根が膨らみ始めていました。カブは梅酢と和えてサラダにしたら美味しそうですねぇ
ホウレンソウの芽です。可愛いですね。

C4植物のトウモロコシです。維管束鞘細胞を感じます(謎)

2013/04/23

4/21・22作業

更新が遅くなってしまいすいません。
風邪っぴきのngoこと長尾です。


21日にはキノコ栽培の準備を行いました。
キノコ隊長中崎の指示のもと、原木をのこぎりで等分し、電動ドリルで穴を開け、種菌を打ち込む。という作業を農ゼミ室の中で行いました。
菌糸を打ち込む松永さんと木に穴を開ける平出
ドリルや金槌を持ってきてくれた人(主に1年生)はありがとうございました!
ちなみに新入生の金田は森作りの会にも所属しているのでキノコのことは詳しいかもしれません・・・期待してますぞ


22日にはマリーゴールドの植え付けをおこないました。
以前、新入生とマリーゴールドの種を撒いたのですが芽が出てこなかったため、苗を購入しました。
芽が出なかった理由としては、種まき後畝が上から踏まれてしまったことが挙げられますが、畝全体が踏みつけられた訳でもないのに芽が一つも出なかったため、ほかの原因も考えられます。
調べて今後の反省に生かしていきたいと思います。

それと、ジャガイモがいい感じに成長してきました!
収穫が楽しみですねー
右がジャガイモ、左がマリーゴールドです
マリーゴールドです。根からの殺虫成分に期待!

2013/04/20

4/20作業

こんにちは、澤田です。
今日は雨が降りそうだったので作業は短めに、キノコハウスの整地とイチゴの点検を行いました。

キノコハウスは雑草を刈って、キノコの原木を置きやすい状態にしました。日当たりの悪い位置にあるので今日と明日の雨で水はけの具合をチェックし、必要なら余っている赤玉土で水はけの改善をしたいところです。

イチゴですが、葉に穴が開いていたり、切り取られているような食害を受けていました。株元を探してみたところ下の写真のような幼虫を発見。
携帯のカメラじゃピンボケしてうまく撮れませんでした・・・ちなみに背景の変な模様は軍手のゴム部分です。

被害的にイチゴハナゾウムシのような感じはしますが、手元に図鑑がないので今のところは何とも言えません。今度図書館で調べてきますね。

2013/04/19

4/18作業

こんばんは。
暖かくなってきましたね。今年も雑草との戦いが始まります。秋が好きなngoです。

今日は畑の水やりと草刈、トウモロコシの追加の種まき、カブへの追肥を行いました。
作物の様子としてはジャガイモがかなり葉をつけてきました。
しかし一部の葉が黄化しており、ウイルスに感染している可能性があるため取り除いておきました。


あとは1年生と一緒に畑周辺の草を刈りました。
敷き藁も安くないので自分たちで作っていきたいですね!

写真に指が入ってしまってしまいました!すいません

平出がエキサイティングしてます
~今後の予定~
19日 作業+農ゼミ室で新歓
20日 作業
21日 きのこ栽培開始!!

きのこ栽培は中崎が担当してくれているので楽しみですね
長尾が担当する八升豆は4月末~5月上旬に開始する予定です

来週の水曜日12:15~本館22B教室にて澤田先輩による25年度初めての勉強会も行われます。
都合の合う方はご参加ください!

2013/04/16

4/16 作業

こんばんは、澤田です。
最近は別の仕事に追われていてブログの更新が滞っています、すいません。一応やさい塾に関係がなくもない仕事なんですが・・・仕事の成果は近いうちにやさい塾へ還元できると思います。

さて、この日の作業はトウモロコシの播種とべたがけシート張りから始めました。
トウモロコシには①花粉が風に乗って飛ばされる、②同じ株同士より異なる株の花粉の方が受精しやすい、③異なる品種と交雑すると品種の特性があらわれなくなる場合がある(キセニア※)というような特徴があります。そのため同じ品種を複数列にまいて受粉のチャンスを増やすとよいのですが、2列にまくには畝幅が足りず畝の整形をしてからの播種作業になりました。
※キセニア:雄株の花粉の形質が胚乳に現れる現象。重複受精によって起こり、胚乳を食べるトウモロコシにとって問題となる。



 べたがけシートをかけ終わった後がこちら。途中で種が足りなくなったので、また後日播くことにします。期間をずらしてまいた方が長く収穫できるでしょうし。
ちなみにべたがけシートをかけることで保温、保湿のほか、害虫や鳥害を防ぐことができます。



トウモロコシが終わった後はサツマイモの畝の整形とマルチの張り直しを行い、枯れかけていたズッキーニを処分しました。
作業に来てくれた1年生たちにリクエストをとってみたところ、ズッキーニの後にはすぐ収穫できるホウレンソウを植えて、来月ごろにはピーマンを栽培する予定になりました!突発的な予定の立て方でしたが、なんだかんだ無駄なく畑を利用できましたね。


お久しぶりです

こんにちは!
やさい塾OB、現在学部4年の細野です(^^)
このブログ書くの久しぶりだなー。

さてさて、先日のサオリにちょこっとお邪魔させてもらったときの様子を報告。

外では長尾シェフによる究極の焼きトウモロコシが!
真剣な顔つきがたまらん。

できたての焼きトウモロコシを食べながら、準備万端・笑顔満開の2年生たち。
「1年生呼び込むぞ~!」
 
ブース内では現塾長・さわちゃんを中心に、1年生に野菜の知識も与えていた模様。
これぞやさい塾!!
 
 
サオリに行った1年生のみなさん!!
サオリを通じて、やさい塾のことを少しでもお分かりいただけたでしょうか?

今週も毎日、放課後に畑作業をしているので、興味がある方はぜひぜひ16時半に生協前へ!
今年はお天気にも恵まれてますな(^^)

サオリに行きそびれた1年生のみなさん!!
とりあえず、畑に来てみよう(^^)笑
やさい塾だけでなく、農工大の醍醐味も味わえるぞっ☆


さてさて、OBながら長文失礼しました。
やっぱりこのブログ書いてるのは楽しくてついつい(笑)


ではでは~~

4/15作業

こんばんは。
今日は作業を途中で抜けてしまいすいませんでした。ビリヤードにはまっているngoです。


今日は環資の櫻井さん(漢字間違ってたらすいません!!)と地シスの平出くんが参加してくれて、作業小屋脇の土地を耕しました。

が! この1年生の二人、作業が上手くてびっくりしました。
これは将来が楽しみですね。



さて、明日からは種まき等の作業に移っていきます。
沢山の1年生が来てくれると嬉しいです。
 

2013/04/11

4/10作業

こんばんは。深夜の投稿が続いてしまい申し訳ないです。
シラバスを見る癖をつけたいngoです。

今日も一年生と一緒の作業で、地シスの平出君と金田君が来てくれました。
平出君は昨日も来てくれたので何だかほっこりしました。
でも言っておきます、他のサークルも見とけよ!!


今日はトウモロコシと八升豆の畝作りを行いました!
一年生に鍬の使い方を教えつつ土を耕していく感じ、まさに「やさい塾」といった感じでした。
慣れない手つきで鍬を握ります  右手奥の2人が新入生です


やさい塾に興味をもってくれた新入生にはやさい塾の様々な活動を知ってもらいたいなぁと思っています。
そのためにも上手な広報活動を行っていければなぁと思います。

綺麗な畝が2つもできました!! 植え付けが楽しみです

追記
・今年のサオリ(サークルオリエンテーション)で僕ら自主ゼミは1講で説明用のブースを開くこととなりました。1講だけでは集客力に欠けるため、同時に道場前でもビニールシートを敷いてそちらでも説明を行っていくつもりです。

また20日に予定していた新歓は学科別合宿オリエンテーションと日程が重なってしまうため別の日に移動させることにしました。
また連絡していきたいと思います。

2013/04/10

4/9作業

こんばんは、1年生にも敬語が出ちゃうngoこと長尾です。 
まぁやさい塾では上下関係とか取っ払いたいので敬語とか気にしてません。

今日は昼前からの地道な勧誘の成果か新入生が7人も来てくれました。
新学期の初日に数あるサークルの中からやさい塾に来てくれたのはとても嬉しいことです。

今後ともやさい塾に参加してもらって、一緒に活動できればなぁと思いますが、農工大には他にも個性あふれるサークルが沢山あるので色々なところに見学に行ってもらいたいとも思っています。


それでは今日の作業報告です!
澤田先輩の指導の下、マリーゴルドの播種を1年生と行いました。
あとは風で剥がれかけていたマルチを鍬を使って埋め直したり、篩を使ってトウモロコシの畝の雑草取りをしました。

篩をふるう新入生たち

1年生の皆さんもサクサク動いてくれて充実した作業となりました。
明日もこの調子で新入生のみなさんと作業ができたらいいですね。


これから毎日、16:30に生協前に集合して畑作業に向かいます。
都合のつく方は是非ご参加ください。
 

2013/04/09

4/8作業

こんばんは、澤田です。

本日は以下の作業を行いました。作業時間は計5時間、お疲れ様でした。
・カボチャ、八升豆、トウモロコシの土づくり
・ジャガイモ追肥
・小屋周りの片づけ
この3つに加えて畑のメンテナンスをちょこちょことやっていました。新入生のために見栄えの良い畑にした方が良いですからね。

<土づくり>
畝に生えていた雑草を抜き残渣をふるいにかけ・・・時間はかかりましたがずいぶんと見栄えはよくなりました。


右半分がふるいを欠けた部分です。土表面の雑草やその種を取り除いたので、将来的な雑草や害虫も間接的に抑えられたのではないでしょうか。













<ジャガイモ追肥>
ジャガイモの追肥に関しては、芽が生えそろってきたので株元に窒素肥料を軽く与えました。開花時期までは十分に葉を茂らせて、与えた窒素分を使い切ってもらいたいところです。

<小屋周りの片づけ>
予定には考えていなかったのですが勢いでやってしまいました。たまったゴミや使えそうにない黒マルチなど、整理がてら過去のゴミを処分しました。現在寒冷紗を持っていないことも分かったので、トンネル栽培を始める前までには購入しましょう。

<畑のメンテナンス>
石巻に行っていた数週間の間に雑草がえらいことになっていたので、それの除去がメインでした。
特に生えていたのがこのスギナ。トクサ科の雑草で、難防除雑草として知られています。
ツクシの大人の姿で、お茶や化粧品、防虫剤にまで使える万能選手なのですが、畑の雑草としてのうっとうしさが薬効のありがたみを完全に上回ってしまった、ある意味悲劇の植物といえます。

スギナは酸性土壌に好んで生える性質があるため、スギナの存在を土壌のpHの目安とすることができます(ちなみに中性土壌にはハコベが生えます)。畑内外のいたるところにスギナが生えていたということは、やさい塾の畑は酸性土壌ということです。


・・・淡々と説明していますが正直まずいです(笑)。
ジャガイモやサツマイモなど酸性土壌に強い作物は良いのですが、ホウレンソウやレタスなど(弱)アルカリ土壌を好む作物の作付や、根こぶ病(アブラナ科の連作で生じる病気)をはじめとした連作障害が怖くなります。

石灰は正直カルシウム肥料として生育後半に与えたいところですが、当分は元肥に混ぜてpH矯正を行う必要がありますね。

2013/04/05

新歓準備 活動報告

暖かい日が増えてきました。サンダル大好きngoです。
新入生が入ってきますね!再履修組の僕にとっちゃ同級生みたいなもんです!HAHAHA

さて、やさい塾も新入生勧誘のため活動を始めています。

2日には健康診断の新入生を狙ってビラ配り
3日、4日に連続してチラシ作り・サオリ準備などの新歓準備を行いました。


遠くに住んでいる小嶋さん・上前氏に近くに住んでいる清水さん、運動部を兼部している石原と中崎も顔を出してくれて作業がはかどりました。
今回参加できなかった人でもチラシを配るからと持っていってくれた人ありがとうございました!!


~今後の活動予定~
4/ 9 ~    昼休みのチラシ配り
4/13          サオリ       (※1)
4/16~18  体験作業
4/20      作業+飲み会 (※2)
G・W        旅行を計画中
5/15     本新歓BBQ

(※1) サオリの開始時間が不明です 集合時間は8:30くらいを予定しています
(※2) 20日は合宿オリがあるという話を耳にしたので、飲み会は他の日にも行いたいと思います

2013/03/30

3/29作業

春ですね。
好きな役は一気通貫と混一色のngoです。綺麗な手牌でアガがりたいんですよね。

暖かい日差しのおかげか作物たちが一斉に芽を出し始めました。
同時に雑草も生え始めているのでこまめな手入れが必要になってきます。
最近同じ顔しか見ませんが、頑張っていきましょう。


さて今日の作業は、ズッキーニの播種、草刈、えんどう豆の植え付けを行いました。
ズッキーニは現在出向中のさわちゃん先輩からの指示で行ったのですが・・・どこに植えていいのかわからず、とりあえず端の畝に種を撒いてしまいました。
悩んでるなら撒かなきゃいいのに何で撒いたんだろう、と後悔してます(´・ω・`)

それと、ある畝からえんどう豆の芽がいくつも出てきていたので、小屋脇の畝に移しておきました。
去年の秋頃にジェシー先輩が種を撒いていたそうなので、その時のものだと思います。
塾長の意思は自分が引き継ぎテキトーに育ててみます。


生えてきた芽たちです。

ゴボウ
カブ

ジャガイモ

2013/03/24

3/22作業

花粉に苦しめられているngoこと長尾です。
寄生虫を体内に住まわせられれば花粉症は緩和できるそうです。僕はやりません。

22日はイチゴの苗の定植を行いました。
12個のイチゴの苗を畝に定植し根元にワラを敷いていきました。というのもイチゴはウイルスに感染されやすく、ワラによるマルチングで土が葉の裏につくことを防ぐのが目的です。

ウイルスに感染したイチゴは収量が減ってしまうので極力避けていきたいと思います。


ですがこのイチゴ、栽培が上手くいったとしてもイチゴの実が収穫できるのは来年です。
7~8月にはこの苗のランナーから新たな株ができるので、切り離しを行いそれらを育てます。
そして育ったものが実をつけるといった順番です。

上手く育つか心配も多いですが頑張って育てていこうかと思います。

 

2013/03/21

3/20作業

こんにちは。
塾長に代わりまして、ngoこと長尾が更新していきます。
作業に遅刻してすいませんでした。次は遅刻しないように集合時間を遅らせます。

最近暖かいですね。畑の横の耕作放棄地ではオオイヌノフグリが咲いていました。
いつ聞いてもひどい名前ですね。
犬の睾丸の話はさておきやさい塾のメンバーでお花見なんてできたらいいですねぇ。
今回作業に参加してくれた人は、木村先輩、上前氏、中崎です。最近フェードアウト気味の上前氏が来たのは驚きでした。ありがとう上前。

作業は風で剥がれてしまったマルチの張り直し、ゴボウの水やり、草刈、作業小屋付近の片づけを行いました。

それに加えて未定の畝にカブの種撒きをして、みかんの木とえんどう豆を作業小屋の脇に植えました。
みかんの木が50%OFFで売られていたので、もうこれは本当に衝動買いからの衝動栽植でした。


次回の作業日は22日、イチゴの植え付けを行います。
あとは畝に有り余っている植物残渣も少しずつ取り除けたらいいなと思っています。

2013/03/17

3/17作業

こんにちは、澤田です。一昨日まで福島の農家さんの所で農作業のお手伝いをしていたため、久しぶりのブログ更新となります。

東京から離れている間に強風の日があったようで(13日?)、畑に来たらビニールハウスが飛ばされていました。
そのため、とりあえず最初の作業はハウスの組み直しから。ジョイント部分が抜けたのが原因で飛ばされてしまったようです。

今日の作業①:ジャガイモ植え付け
種イモはビニールハウスの中に入れていたのですが、ハウスと一緒に飛ばされて一部が濡れてしまいました。無事なものは畝に植えて、濡れたものはハウスの奥の所に密植気味に植えておきました。
ちなみに以前植えたジャガイモはまだ芽が出ていません。芽が生えそろってきたら窒素肥料をまくつもりです。

今日の作業②:ゴボウ播種
前回のブログでも紹介した畝にゴボウの種をまきました。下の写真の畝から少しはみ出している青い板が波板で、それに沿って斜めにゴボウが育てば収穫が楽になるのではないか、というのが狙いです。
他の部分は通常の栽培方法です。今思うともっと高畝にしてみてもよかったですね・・・




















今日の作業③:イチゴの畝づくり
イチゴの植え付けをする畝に堆肥や化成肥料をまき、畝を作りました。ランナー(繁殖に使うイチゴの茎)を伸ばすため、窒素多めの化成肥料を使いました。


他にもジャガイモの植え付けをしている最中、いつの間に生えてきのか分からないサトイモとネギを発見したので、試しに掘り上げたサトイモを畝に定植してみました。あんな乾燥したところでよく生き残っていたものですね。


















―お知らせ―  
明日から春休みギリギリまで、今度は石巻にあるNPO法人の所へ農作業のお手伝いに行ってきます。
ということですいませんが、3月中は副塾長に従って作業をしてください。具体的な作業はジャガイモ管理、イチゴ植え付け、ゴボウとサトイモの水やりくらいなので、そこまでボリュームのある作業ではないと思います。

落ち着きのない塾長で申し訳ないです・・・

2013/03/07

3/7作業

こんばんは、澤田です。花粉症持ちにはつらい時期になってきましたね・・・

さて、今日の作業ではゴボウの畝づくりとジャガイモの植え付けをしました。植え付けの方法は両方とも「現代農業」の記事を参考にしています。

●ゴボウ
品種によっては1m近くまで伸びるゴボウを普通の畝に植えると、収穫の際の掘り上げが面倒になります。そこで、ゴボウを真下ではなく斜めに伸ばせば収穫が楽になるのではないか、という考えからゴボウの斜め栽培をやってみることにしました。
どのような方法かは実際に見た方が早いのですが、簡単に言うと三角畝の中に波板を斜めに入れて、その波板に沿ってゴボウを伸ばそうという方法です。この方法は従来の栽培法や高畝栽培と比べて作業が楽になるだけでなく、ゴボウの出来具合も良くなるそうです。

●ジャガイモ
ジャガイモは長尾君の畑の横に植えさせてもらいました。今回の植え方は「超浅植え」という方法で、ジャガイモ栽培に必要な作業を大幅に省略することができます。詳しくは下のホームページを参照してください。

「月刊現代農業」 ジャガイモの植え方特集
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201204/kant.htm

2013/03/04

作付予定に関するお知らせ

こんばんは、いきなりですが作付予定を下の写真のように少し変更したのでお知らせします。少し見にくいですがご了承ください。

勘の良い人は気づいたかもしれませんが、畝の数が一つ減っています。
やさい塾の過去の畑利用図には畝が10本描かれていたためそれにしたがって今年の作付図も10本畝で描いたのですが、実際に畑の畝の数を数えてみたところなぜか9本しか畝がありませんでした。そういうわけで急きょ9本畝に直した作付図をアップさせていただいたということです。
気づくのが若干遅れたせいでナス科の連作 (トマト→ナス)という割と重大なミスをやらかしてしまいましたが、堆肥と一緒にえひめAIを撒きましたしきっと大丈夫なはず・・・です。
ちなみに右上の未定の部分の作付予定はまだ考え中ですが、ヒマワリが有力候補に挙がっています。

さて、具体的な変更点を挙げていきます。
一つ目は、2列目のチンゲンサイがキュウリになった点です。
チンゲンサイは秋にも作付可能なためキュウリと交換させていただきました。チンゲンサイを希望していた方はすいませんが、秋作の希望調査の時にまた投票お願いします。

2つ目は、トマト+バジルの畝にエダマメが加わった点です。
トマトとバジルは一緒に植えることで互いの病害虫を抑制して、さらにトマトの食味も良くすることができます。
※このように異なる種類の植物を一緒に植えることで互い (もしくはどちらか一方)の生育にプラスの影響が出る、相性の良い植物のことをコンパニオンプランツといいます。

今回の作付予定図ではトマトとバジルの間にエダマメが入ってきたのですが、実はトマトとエダマメもコンパニオンプランツの関係を持っています。吸水力の強いエダマメと生育にあまり水を必要としないトマトを一緒に植えることで余分な水分をエダマメが吸収し、互いの生育がよくなるわけです。(ちなみにトマトは水分を抑えて育てることで糖度の高い、甘いものになります。)
トマト+エダマメの組み合わせ以外にも、エダマメにつく根粒菌が葉菜であるバジルの生育を促進させてくれるため、トマト+バジル+エダマメの組み合わせは急場しのぎの案の割に少し期待していたりします。








2013/03/03

3/3作業

こんばんは、澤田です。
今日の作業では、めくれていたサツマイモのマルチの張り直しと、カボチャとゴボウとトウモロコシの畝への堆肥まき、それとジャガイモの植え付けをやりました。

特に目新しい作業ではありませんがジャガイモを前回と同じ風に植えるのも何なので、少し違った植え方を試してみることにしました。いわゆる「逆さ植え」と呼ばれる方法です。種イモを植えるときは切り口を下向きに置くのが普通の植え方なのですが、今回はあえて切り口を逆さ、上向きにして植えてみました。

切り口を上にすると発芽点が下向きになり、地上に芽を出すまでに成長しなければいけない距離が長くなります。その過程で弱い芽は発芽することなく排除され、芽かきをはじめとした作業に必要な労力が軽減される・・・というメリットがこの植え方にはあるそうです。

切り口の上下や切り口へまぶす灰の必要性など、ジャガイモの植え付けに関しては諸説ありますが、せっかくの機会ですしいろいろ試してみたいと思います!

2013/02/28

2/28作業+施肥についてのお知らせ

こんにちは、澤田です。

今日の作業では3年生の羽根先輩にも特別参加して頂いて、ジャガイモの植え付けをしました。種イモは植え付けの前にあらかじめ切って陰干ししておいたものを使っています。
作業自体は溝を掘って、種イモを置いて、土と乾草をかけて終わり、という時間のかからないものでした。

作業後の様子がこちら。用意した種イモを一度に植えると収穫しきれなくなるのが目に見えているので、とりあえず畝の半分の植え付けで終わらせました。
種イモはおそらく余るので、長尾君の畑の隣を少し耕して植えるスペースを作りました。八升豆の邪魔にならない程度に栽培しようと思っていますが、種イモがほしい方は持ち帰ってもらっても構いません。プランターでも育てられるので、家で育ててみるのはいかがでしょうか?


●お知らせ <作物の施肥方法について>
今年栽培する野菜の一部には「栄養週期理論」という理論に基づいた施肥を行おうと思っています・・・が、いきなりこんな理論出されても知らない人が大半だと思うので簡単に説明しておきます。

この理論の基本は「作物の成長段階に合わせて、適切な肥料を与えること」です。
例えば茎葉を成長させる時期には窒素肥料(茎葉を伸ばす効果がある)を与え、果実を形成する時期にはリン酸(結実を促進する効果がある)を与えるといった具合に、植物にとってタイミングの良い施肥を行います。

詳しくは下のワードファイルをダウンロードするか、「栄養週期理論」で検索してください。パスワードは勉強会のページを見るときのものと同じです。
https://ac-1.tuat.ac.jp/Session/450111-pfrLI9lFdAkdZ7TauQT5-aodxwts/MessagePart/INBOX/433-01-B/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%84%E5%A1%BE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E9%80%B1%E6%9C%9F%E7%90%86%E8%AB%96.docx

2013/02/23

2/18~2/23の作業

こんばんは、澤田です。この時期はいまいちやることがないので1週間分まとめて作業報告をします。

ジャガイモについては、前回カビや腐りが発生してしまった原因を
①ビニールハウス密閉による内側の結露
②種イモ密集による蒸れ
③未乾燥の切り口が通気性の悪い下向きになっていた (これについてはうっかりしていました・・・)

以上の3点にあると考え、新しい種イモは
①ビニールハウスの入り口を半分開けて、通気性と凍結しない程度の温度を確保
②種イモをまばらに配置
③念のため種イモは植え付け前に切る
これらの点に注意しながら、少し工夫して置いてみました。設置中に予想外の雪もありましたがなんとか耐えてくれたようで一安心。来週中に半分くらい植えてみましょうか。

サツマイモ予定の畝は、かなり早いですがマルチングを行いました。畝の高さは大体30cmくらいの高畝にしています。

最後に今日行ってきた戸塚さんの所での畑作業ですが、ハウス内のコマツナの片づけとジャガイモ作付予定地の草取りをしました。
戸塚さんの所に行くのは初めてでしたが、すごくアットホームな雰囲気でした。休憩でお菓子を出して下さったりお土産の野菜を頂いたり・・・久しぶりにそれなりの農作業ができてすっきりしましたが、お手伝いに来ていたのか遊びに来ていたのか分からなくなりました(笑)

2013/02/14

作付け予定

こんばんは、ngoこと長尾です。
以前、澤田先輩がアップして下さった作付け予定図に少し変更があるので再度アップさせてもらいます。
手書きですみません(´・ω・`)

小屋の裏ではキノコ栽培を行っていきたいと思います。
小屋の横では日本在来種とアメリカ在来種の八升豆の交配を行って中間雑種を作ってみたいと考えています。上手くいくかは全く見当がつきませんがこの試みはまだどこでも行われていないそうなので楽しみです。

2013/02/13

2/12 作業

こんばんは、お土産は現地で食べきる派のngoです。
先日農ゼミ室の掃除を行いました。今回農ゼミ室の掃除をするにあたって調整をしてくれた耕地の会の川喜田をはじめとして参加してくれた皆さまありがとうございました。


ここで残念なお知らせをいくつか・・・
芽を出させていたジャガイモが腐ってしまいました。種芋を入れていた簡易ビニールハウスの風通しが悪かったためと考えられます。寒さを心配してビニールをタイトに張りすぎたことが裏目に出てしまいました。勉強不足でした。
ジャガイモは3月の上旬に植え付ける予定で、芽は1週間あれば出てくるそうなので2月の下旬に種芋を再び仕込むつもりです。

加えてここのところの寒さ故か、AIちゃんを加えたボカシの発酵があまり進んでいないようです。ボカシ等については澤田先輩が詳しく知っているので今後もお世話の方よろしくお願いします。


さて今日の作業です。作業者は澤田先輩、中崎と自分でした。
今日はイチゴとサツマイモの堆肥撒きと畝作り、作業小屋作りを進めました。

<イチゴ>
今回の作付けアンケートで女性票を多数得たイチゴについてです。イチゴはまず苗を育てて「ランナー」と呼ばれる蔓(ツル)を収穫し、それを秋に植え付ける予定です。イチゴの実は来年の春に収穫となります。イチゴは蔓が大変よく伸びるので今回は畝を2つくっつけてイチゴの畝としました。

<サツマイモ>
言わずと知れたサツマイモ、またの名を甘藷、唐芋といいます。日本には17世紀に中国から伝わったといわれています。その後、飢饉の対策として幕府によりこのサツマイモの栽培が進められたそうです。青木昆陽さんすげー。
サツマイモを植える予定の畝はワラに覆われていたのでワラをどかしながらの土起しとなりました。
手前がイチゴの畝、一番奥がサツマイモです


<作業小屋作り>
 

そろそろ完成が近づいてきました。
あとは屋根をかけて固定すれば出来上がりです。




180cmくらいの中崎がすっぽり入ります。ほったて小屋の似合う素敵ボーイですね。




今後は屋根をかけたらキノコでも栽培してみたいですね。(きのこは植物とは言い難いですが野菜ではあるのでやさい塾としては間違ってないはず・・・)





2013/02/06

八升豆栽培計画(仮)

こんにちは、ngoこと長尾です。 M鷹市は雪が降っています。
今日の更新はやさい塾の作業に直接は関係無いのですが、今後の栽培計画に絡んでくるかもしれません。


先日、国際生物資源学研究室にお邪魔させてもらい、藤井先生とお話しさせていただきました。農ゼミのことから先生の研究についてまで貴重なお話が聞けて大変面白かったです。

以前からほんの少しですがアレロパシーに興味があり、被覆植物を利用してやさい塾の畑の雑草を抑えられたらなぁということで、研究室に訪問させてもらいました。
そしてなんとまぁ厚かましいことに「八升豆」という植物の種を頂いてきました。
日本の八升豆
アメリカの八升豆「フロリダベルベットビーン」

日本の八升豆とアメリカンな八升豆を頂きました。
どちらもそれぞれ自国で育種されてきたらしく形質にかなり差があるようです。植え付けが楽しみですね。

正直なところ断られても仕方ないようなお願いだったのですが、藤井先生は快諾してくださり大変感謝しています。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。


八升豆は霜に弱いらしいので苗の植え付けは5月上旬くらいを予定しています。

そしてこの八升豆はいろいろ面白い効果を持っているみたいです。
詳しいことは勉強会等で追々説明していこうと思うのでやさい塾のみんなで八升豆について詳しくなっちゃいましょう!


<おまけ>
八升豆で作った味噌だそうです。
こんなものまであるとは驚きですね。

味はひたすらに塩辛く豆の味は分かりにくかったです。

やさい塾で八升豆が収穫できたら味噌にしてみるのも面白そうですね。加工食品をやってるのは食農ゼミさんなので連携できれば活動の幅が広がりそうです。

あ、でもやっぱり豆腐の方がいいなぁ(´・ω・`)

2013/02/05

作付予定について

こんにちは、澤田です。長尾君ブログ書くのうまいなあ・・・

今回は先日作業に来られなかった人用に、春の作付予定の連絡をしておきます。見づらいかもしれませんが下の写真が畑利用図で、下の四角が荷物を置いている小屋、左上の四角がジャガイモを入れているビニールハウスになります。右上の空白は・・・特に植えるものが思いつかなかったので、マイナーな野菜でも育ててみましょうか?













ジャガイモは有名どころの「メークイン」のほかに、「アンデス赤」というカロテノイドを多く含んだ紅皮の品種を植え付けます。収穫したアンデス赤のうち小さいものは保存して、秋じゃがの植え付けに使う予定です。

植え付ける野菜の品種はあまり細かく考えていないのですが、カボチャに関しては塾長の独断で「打木赤皮甘栗南瓜」(うつぎあかがわあまぐりかぼちゃ)という品種を植え付けることにしようと思っています。


このカボチャは石川県金沢市で主に栽培されている加賀野菜の一つで、名前の通り赤い皮と栗のような形が特徴です。食味もしっとりとした良好な味わいで、煮物やプリンに向いているそうです。


 個人的に石川県に田舎があるのでこの品種を選びましたが、各自が自分の出身地特有の野菜を育ててみることで地元の野菜について勉強してみるのも面白いかもしれませんね。

2013/02/04

2/4 作業

こんばんは、虫歯が痛いngoです。
今週末には歯医者に行って、見ず知らずのオッサンに口の中をいじめられる予定です。

今日の作業はジャガイモの植え付け準備、ボカシ作り、作業小屋建設とかなり有意義なものとなりました。

<ジャガイモの植え付け準備>
タネイモに芽を出させるためにイモを半分に切る作業です。イモから芽が出る場所は決まっているのでそこを半分にするのがポイントです。これで一つのタネイモから芽を二つ出すことができます。
普段はボーっとしているかのようなジャガイモですが、光に当たれば毒素を作ったり、こっそり芽を出すタイミングを見計らってたりとすごいやつです。

切ったイモは日の光に晒す必要があるためビニールで覆われた台に置きました。
台は下20cmくらいを地下に埋めてあるのでそう簡単に倒れないと思います、多分。


写真の上の段はメークイン、下の段はアンデス赤という種類です。 芽が出てきたらまたお知らせしていこうと思います。









<ボカシ作り>
まずは「ボカシ」とは何かから説明します。
ボカシ肥料…『数種類の有機質肥料(4種類以上 米ヌカ・油カス・骨紛・魚カスなど)に微生物資材を入れ、総有機質肥料の40%の水で撹拌、40日ほど掛けて醗酵させたアミノ態肥料』だそうです。
 
つまり微生物の力を利用した効果の高い肥料ってことですね。成功すれば高い効果が期待できますが、雑菌が繁殖した場合は使用を控えた方が賢明です。
 
今回、僕らは米ヌカと油カスに微生物飼料である「愛媛AI(以下AI)」を水と混ぜ
合わせてボカシを仕込みました。
仕込んだボカシはビニール袋にまとめ、バケツに入れて置いてあります。
あとは菌たちの仕事なのでホモ☆サピであるぼくらは手出しできません、悔しいですね。



米ヌカを広げています。(画面上で見切れているのはわれらが塾長の澤田先輩!!)


<作業小屋建設>
完成したらアップしていきます!
この小屋でキノコ栽培なんか始められたらいいですねえ